MediaWikiのアップグレード
提供: sha.ngri.la
MediaWikiを1.23から1.29.1にアップグレードしたのでメモを残しておきます。
目次
データベースをバックアップ
mysqldump -u USERNAME -p DATABASE > DATABASE.sql mysqldump -u USERNAME -p DATABASE --xml > DATABASE.xml
念のためにsqlのとxmlの二種類残しておきます。
既存のwikiのフォルダのバックアップ
例えば、フォルダの名前がwiki
なら、> mv wiki wiki.old
で別の名前にしました。
新しいwikiをダウンロードして、展開
MediaWiki/ja - MediaWikiから新しいバージョンをダウンロードして解凍。今回の例なら今までのフォルダと同じ場所に置いてwiki
という名前に変更しました。
古いフォルダからファイルをコピー
LocalSettings.php
とimages
フォルダを新しいフォルダにコピーします。
例えば、wiki
とwiki.old
が同じ階層にあるとして、
> cd wiki.old > cp LocalSettings.php ../wiki/. > cp -r images ../wiki/.
新しいwiki
のディレクトリに移動して、images
ディレクトリのパーミッションと所有者を変更します。
> cd ../wiki > chmod -R 755 images > sudo chown -R apache:apache images/
既存のwiki
でskins
とextensions
に追加したものもコピーすると良いんでしょうけど、何を追加して、何が標準だったのかもわからないので、バージョンアップするいい機会かと思って、随時エラーが出るたびに追加することにしました。アクセス数の少ない零細サイトなので、まず問題ないでしょう。
LocalSettings.phpの編集
require_once "$IP/skins/Vector/Vector.php";
のような記載を
wfLoadSkin( 'Vector' );
に変更するぐらいかなと思います。漏れがあると、いちいちエラーになってしまいます。
extensionやskinを追加した際、LocalSettings.php
に記載を追加していくわけです。最後に追記しておかずに上書きしたところもあったので、何を追記して何がオリジナルだったのか覚えているわけもないので、少し面倒です。
更新分はファイルの最後に追記するのが良いかと思います。
更新スクリプトの実行
> cd maintenance > php update.php
これで、完了です。